
火事現場を再現した部屋で避難行動を学ぶ園児ら=小千谷市東栄2
新潟県小千谷市東栄2の東保育園で、消防教室が開かれた。年少から年長の園児25人ほどが参加し、地震や火災から身を守る方法を消防士から学んだ。
子どもの防災意識を高めようと、火災が増える冬を前に市消防本部などが、市内の保育施設で開いており、東保育園では10月30日にあった。
地震を再現する「起震車」に園の職員が乗り、縦と横に大きく揺られる姿を、園児が見学した。火事の避難訓練では、園児が煙が充満した部屋に入り、署員の「姿勢を低く、ハンカチで鼻と口を覆って」という指示を守り、避難方法を学んだ。
参加した園児(6)は「煙の中はよく見えなかった。はぐれないように、先生の話をちゃんと聞きたい」と話した。
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