
動く紙工作の作り方を教えたしんらしんげさん=佐渡市新穂瓜生屋
アニメのように動く紙工作で知られるしんらしんげさん(31)=東京=による講演とワークショップが、新潟県佐渡市新穂瓜生屋のトキのむら元気館で開かれた。参加者は切り取った紙を重ね合わせて表情が変化する猫の顔を仕上げ、工作の面白さを体感した。
市中央図書館の主催。11月9日に行われ、小学生の親子連れら約70人が参加した。
しんらさんは仕掛けを施した紙コップを重ね、回転させることで人物や背景が動き出す紙工作を考案。8年前にSNSに投稿したところ「神工作」と反響を呼び、人気を集めている。
講演では、発想の源は漫画やアニメで「紙で表現できないか常に考えている」と説明。「何度も失敗して、うまくいったものだ...
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