
縁起物の宝船などが初競りにかけられた青果物の初市式=1月5日、佐渡市新穂潟上
新春恒例の青果物の初市式が1月5日、佐渡広域食品流通センター(新潟県佐渡市新穂潟上)で行われた。果物などを載せた宝船が初競りにかけられ、市場関係者らが新年を祝うとともに、佐渡産農産物のブランド力強化や安定供給へ決意を新たにした。
新印佐渡中央青果が主催し、約60人が出席した。冒頭、小山恒光社長が「2024年の青果物は23年に比べおおむね順調で、おけさ柿などは販売価格に恵まれた。気象変動への対策は難しいが、地域の特性を生かしたブランド強化や園芸拡大などを進めたい」とあいさつ。
渡辺竜五佐渡市長は祝辞で「ふるさと納税が10億円に迫っており、佐渡産米や果樹が好調。佐渡のおいしい農産物を農家の所得増...
残り159文字(全文:459文字)