
春日山城を活用したまちづくりを語るいなもとかおりさん=1月21日、上越市新光町
戦国大名・上杉謙信生誕500年を5年後に控え、謙信が本拠地とした春日山城とまちづくりを考える講演会が1月21日、新潟県上越市の上越文化会館で開かれた。都内在住の城ライター、いなもとかおりさんが講演し「お城好き」を誘客するためのアイデアを提案した。
いなもとさんは、城めぐりをする人口が全国に100万人規模でいると紹介。このような客層を引きつけるため「散策や清掃など春日山城に携わるイベントを積極的に開催するべきだ」と呼び掛けた。
さらに、飲食店のメニューや水族館の魚に謙信ゆかりの名前を付けるなど「市全体を春日山城づくしにすれば、多くの歴史ファンが関心を持つ」と説明。そうした取り組みを続けていけば...
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