新潟県佐渡市の都市計画審議会(長谷川英夫会長)が、佐渡市千種の金井コミュニティセンターで開かれ、2024〜30年度の都市計画下水道について審議した。過去10年で内水が原因とみられる冠水が多かった両津処理区の146ヘクタール分を雨水計画区域に追加することなどを盛った事業計画を答申すると決めた。

 市は人口減少など社会情勢の変化に合わせ、5〜7年ごとに事業計画の変更を進めている。審議会は1月24日に行われ、14人の委員が出席した。

 市はこれまで国中地区を中心に雨水対策を行ってきたが、近年の豪雨災害により、両津地区でも対策が必要と判断。雨水計画区域を拡大し、下水道の整備を検討するとともに、湊雨水ポン...

残り74文字(全文:374文字)