
日本酒の仕込み体験で酒米を洗う児童たち=上越市大潟区の竹田酒造店
新潟県上越市大潟区の大潟町小6年生約60人が、地域学習の一環で、校区内にある竹田酒造店で日本酒の仕込み体験や酒蔵見学をした。春には酒米の田植えもしており、自分たちが手がけた酒米は竹田酒造店が仕込んで製品化し、20歳になる8年後にプレゼントされる。
クラスごとに分かれて竹田酒造店を訪問。1月30日には2組の26人が参加した。仕込み体験では精米した酒米を手作業で洗った。酒造店の従業員、渡部俊さん(31)は「水の中で米を泳がせるように優しく作業しよう」とアドバイス。2人一組になった児童たちは、大きなザルに入った米約10キロの重さや冷たい水に苦戦しながら、丁寧に作業した。
酒蔵見学では日本酒を仕込ん...
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