
ボンボンショコラを詰め合わせたル・タン・メルヴェイユのバレンタイン限定セット
2月14日のバレンタインデーを前に、新潟県内でも関連商戦が展開されている。チョコレートは、原料のカカオ豆が高騰する「カカオショック」などを背景に値上がりしており、価格は2024年よりも高めだ。ただ、近年は女性が自分で食べるために購入する「ご褒美チョコ」が定着し、百貨店などでは高級品も売れている。一方、手頃な商品をそろえてアピールするスーパーもある。
一口サイズのチョコ「ボンボンショコラ」が人気の洋菓子店ル・タン・メルヴェイユ(新潟市西区)は、バレンタイン限定のボックスセットの価格を24年より1割ほど引き上げた。
チョコレートはカカオ豆の急騰や為替の影響で値上げが続いている。代表の佐藤徹夫さん(49)は「仕入れ値が2倍になったものもある」と明かす。
セットは3、5、8、12個入りの4種で、1150〜4250円。12個入りは「ご褒美チョコ」のニーズが高いという。佐藤さんは「バレンタインの限定商品もあるので、食べ比べを楽しんでほしい」と話す。

新潟伊勢丹(新潟市中央区)は毎年恒例の「ショコラモード」を開催している(2月14日まで)。20回目の2025年は、...
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