協定を結んだ県災害リハビリテーション連絡協議会の木村慎二会長(右から3人目)と県福祉保健部の昆伸二副部長(右から4人目)=県庁
協定を結んだ県災害リハビリテーション連絡協議会の木村慎二会長(右から3人目)と県福祉保健部の昆伸二副部長(右から4人目)=県庁

 新潟県災害リハビリテーション連絡協議会(新潟市中央区)と新潟県は2月17日、災害発生時のリハビリ支援チームの派遣に関する協定を結んだ。避難生活で体を動かせず、身体機能や生活能力が低下するのを防ぐため、必要に応じて被災者を支援する専門職員を派遣することなどを取り決めた。

 県災害リハビリテーション連絡協議会は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの県組織で構成される。2011年の東日本大震災を機に全国で組織化が進み、本県では13年に活動を始めた。2024年1月の能登半島地震の際も、本県から石川県に支援チームを派遣した。

 県と協定を結ぶことにより、協議会は県災害対策本部と情報共有する関係機関とな...

残り169文字(全文:469文字)