魚の下処理について学んだ釣り人たち=3月1日、長岡市寺泊上田町
魚の下処理について学んだ釣り人たち=3月1日、長岡市寺泊上田町

 釣った魚をおいしく食べるための下処理を学ぶ教室が3月1日、新潟県長岡市寺泊上田町の宿泊施設で開かれた。市内外から釣り人11人が参加。魚を寝かせて、うまみを増す「熟成」を得意とする料理人から、血抜きの方法などの手ほどきを受けた。

 寺泊地区の若者らでつくる「てらどまり若者会議〜波音(はね)〜」が、魚のおいしさを伝えることで、海に興味を持ってもらおうと初めて企画した。長岡市江陽1で、熟成魚を提供する「めし処(どころ) 北原」店主の北原淳志さん(41)が講師を務めた。

 北原さんは、釣った直後に適切な手順を踏むことで「魚が長持ちする」と強調。魚の脳に刃物を刺して動きを止めた後、えらの奥にある血管を切り...

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