
佐渡市役所
新潟県佐渡市は、下水道を利用する住民が建設費の一部を負担する「受益者負担金」について、賦課・徴収ミスがあったと発表した。返還対象となる誤徴収額は、2014〜24年度の11年間で38件の計552万7600円。市は遅延損害金相当額を加えた718万5600円を返還する。
ミスは2種類で、徴収権の時効が過ぎた後に賦課したケースが21件。市町村合併前のルールで、土地分筆による新たな賦課は不要だった3地区で、二重賦課をしたケースが17件。職員の認識不足や、負担金システムの登録情報が不十分だった。市議会2月定例会で関連議案を議決後、対象者に通知する。
誤徴収を調査した過程で、受益者負担金を賦課していない事...
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