幻想的な景色で来場客を魅了した「たいまつ滑降」=湯沢町湯沢
幻想的な景色で来場客を魅了した「たいまつ滑降」=湯沢町湯沢

 スキーヤーが手にしたトーチや花火でゲレンデを照らすイベント「たいまつ滑降」が、新潟県湯沢町湯沢の湯沢高原スキー場で行われた。観光客らは光と雪が織りなす幻想的な世界に誘われた。

 雪山での遭難救助で、たいまつを使った捜索を見ていた人が「切ないけどきれいだった」と感動したことをきっかけに始まったとされ、町によると1951年に町内で最初に行われた。

 湯沢スキー協会が主催。新型コロナウイルスの影響などで2020年から中止していたが、24年に湯沢スキー協会の90周年記念事業として復活。ことしは3月1日に行った。たいまつ代わりのトーチを持って滑るスキーヤーは一般募集し、町内外から80人近くが参加した。

 午...

残り183文字(全文:483文字)