
患者の前でピアノを演奏する内田美果さん=新潟市西区真砂1
希少・難治性疾患への理解を広めようと、新潟市西区真砂1の西新潟中央病院で、演奏会が開かれた。さまざまな難病患者が集まる中、音楽療法に携わる新潟市のピアニスト内田美果さんがピアノを奏で、豊かな音色で聞く人たちの心を癒やした。
演奏会は3月中旬に開催。NPO法人新潟難病支援ネットワークが2月末日の「世界希少・難治性疾患の日(RDD)」の趣旨を伝えようと取り組んだ。
希少・難治性疾患は患者数が少ないために診断の機会や治療法、周囲の理解などが不足し、悩む人が多いという。理解を広めるためRDDの前後には、世界各国で啓発イベントが開かれている。
ピアニストの内田さんはさまざまな病気の患者に音楽を活用した...
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