
縄文時代草創期から晩期にかけての出土品を展示する夏季企画展=十日町市西本町1
約1万6千年前から約2400年前まで続いた縄文時代の石槍(いしやり)や石斧(せきふ)、土器などの出土品を展示する夏季企画展「火焔(かえん)型土器だけじゃない! 十日町の縄文」が、十日町市西本町1の十日町市博物館で開かれている。博物館は「国宝の火焰型土器が出土した縄文時代中期が注目を集めるが、ほかの期間にもぜひ理解を深めてほしい」と来場を呼びかけている。
十日町市の遺跡は約600遺跡あり、縄文時代はそのうち約380遺跡を占める。約1万3千年続いた縄文時代は草創期から晩期までの6期に区分される。今回の企画展では近年の発掘調査で出土し、常設展示されていない約120点を展示。土器の形や文様の変化など...
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