久知川に入り、懸命に生き物を探す児童ら=佐渡市
久知川に入り、懸命に生き物を探す児童ら=佐渡市

 佐渡市下久知の河崎小の児童が、学校近くを流れる久知川の環境を調査した。子どもたちは水質を調べたり、川の中に潜む生き物を探したりして、身の回りの自然の豊かさに触れた。

 調査は地域について学ぶ総合学習の一環で、毎年行われている。授業は19日にあり、4年生11人と、県佐渡地域振興局の職員らが参加した。

 地元の久知河内集落から約300メートル上流の魚道付近で、児童たちは振興局の職員から魚道の役割について説明を受けた。検査キットを使って水質を調べる実験に挑戦。川に牛乳を一滴垂らしただけでも、水質汚染の原因となる有機物の量が格段に増えると学んだ。

 その後は川に入り、草陰に網を突っ込んだり、岩を動かしたり...

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