里山を守る活動を冊子にまとめた木戸賢吉さん
里山を守る活動を冊子にまとめた木戸賢吉さん

 三条市下田地区で自然と親しむ「千年の森」を整備している、三条市須戸新田の木戸賢吉さん(76)が、10年近い活動を冊子「里山に未来(のぞみ)を」にまとめた。

 木戸さんは、登山愛好家として自然の大切さを伝える場所を作りたいと2018年、三条市原の雑木林約2千坪(約6600平方メートル)を購入した。仲間と「木漏れ日の会」を結成して、手入れをしてきた。杉の間伐をはじめ通路の整備、拠点となる小屋を改修し、木製ステージも造った。

 冊子では雑木林購入までのいきさつや山仕事の苦労など、当時の心情や出来事を日記調に記した。300部を作製。一部を抜粋したPDFファイルのコンパクトディスクと合わせて、市内の図書館...

残り110文字(全文:410文字)