丸々と成長したナスを収穫する参加者=上越市頸城区
丸々と成長したナスを収穫する参加者=上越市頸城区

 上越市頸城区の住民と地元で働く外国人が、北方地区の畑で一緒に農作業で汗を流した。約10人が参加し、ナスを収穫するなどして親睦を深めた。

 4月に発足した頸城区の住民グループ「縁(えにし)」(村松明日美代表)が企画。県南部産業団地がある頸城区は3月末現在、外国籍の住民が654人で、旧町村の13区で最も多い。年間で作業のある農業を通して、地域と外国出身者が継続的に交流するのが狙いだ。

 6月下旬にあり、フィリピンやミャンマー出身者の外国人と住民が、約1000平方メートルの畑の一角で5月に植えたナスを収穫したほか、スコップで深さ約15センチの穴を掘り落花生の苗を丁寧に植えた。

 フィリピン出身で来日8年...

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