
小中学生や地域住民らが災害時の対応を学んだ防災訓練=佐渡市赤泊
心肺蘇生体験やマンホールトイレの見学などを通して、子どもが楽しみながら学べる防災訓練「みんなでまなぼうさい」が、佐渡市赤泊の赤泊小学校で開かれた。児童や地域住民、保育園児、中学生ら計約170人が集まり、いざという時の対応を実践した。
学校運営協議会が市と共催し3日にあった。児童はまず、佐渡沖を震源とする大規模地震を想定した避難訓練を開始。その後、集まった地域住民らとともに、備蓄食や防災グッズの見学を行った。
心肺蘇生の体験では、胸骨圧迫に適している「アンパンマンのマーチ」のテンポに合わせ、真剣な表情で人形の胸部を押し続けた。今年4月に学校の敷地内に完成したマンホールトイレも見学し、実際に便座...
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