ジェットフォイルの事故を想定し、負傷者をヘリコプターで搬送した訓練=新潟西港沖(第9管区海上保安本部提供)
ジェットフォイルの事故を想定し、負傷者をヘリコプターで搬送した訓練=新潟西港沖(第9管区海上保安本部提供)

 ジェットフォイルの事故に備え、第9管区海上保安本部と佐渡汽船は新潟西港沖で合同訓練を行った。事故時の情報伝達や、ヘリコプターを使った乗客の救助など、一連の流れを実際のジェットフォイル上で確認した。

 訓練は11日に行われ、9管と佐渡汽船の職員計18人が参加。ジェットフォイル「すいせい」が海上漂流物と衝突し、航行できなくなったとの想定で行われた。

 訓練では、ヘリコプターで救助に駆けつけた機動救難士が乗客の容体を確認し、重傷者をつり上げ搬送。新潟海上保安部の巡視艇「こしかぜ」とジェットフォイルをロープでつなぎ、新潟港までえい航する手順も確かめた。

 今年2月にはジェットフォイル「つばさ」が海洋生物と...

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