刈谷田川沿いの遊水地で現地確認をする地元の区長ら=見附市
刈谷田川沿いの遊水地で現地確認をする地元の区長ら=見附市

 見附市の刈谷田川流域が洪水に見舞われた際に川の水を一時的にためる遊水地を、地元区長らが現地確認し、県や市と意見交換した。遊水地の排水機能の強化や周辺の除草などを訴えた。

 遊水地は2004年の7・13水害を機に整備された。6エリアに分かれた計91ヘクタールの水田で、貯水量は235万立方メートルで25メートルプール4800杯分ある。堤防の一部を低くした「越流堤」から川の水が遊水地に入ることで、堤防の崩れなどを防ぐことができる。

 現地確認は15日にあり、7地域の区長や農家らでつくる刈谷田川遊水地協議会の委員と県、市の職員の約20人が出席。区長らは、降水時の排水機能を良くするため水路の改善などを求め...

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