
金銀山の繁栄を願う神事芸能「やわらぎ」を奉納する相川小児童=26日、佐渡市相川下山之神町
佐渡市相川地区で26日、佐渡金銀山伝統の鉱山祭が始まった。「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録から27日で1年。大山祇(おおやまずみ)神社(相川下山之神町)では、相川小の児童が神事芸能「やわらぎ」を奉納し、周辺のにぎわいが末永く続くように祈願した。
神社での神事の後、境内で相川小5年生12人が、山の神の心を和らげて金銀の鉱脈の発見を願う祝い歌「やわらぎ」を披露。わらのむしろの烏帽子(えぼし)や裃(かみしも)を着た親方役が幣束(へいそく)を振り、労働者役が鉱石を掘る所作を元気よく演じた。...
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