
県央食品衛生協会が開講した衛生出前講座=三条市諏訪3
新潟県の県央地域の飲食店や食品販売事業者などでつくる県央食品衛生協会は、三条市諏訪3の地域密着型介護老人福祉施設つつじガーデン三条で衛生出前講座を開いた。職員と入居者がノロウイルスなどによる食中毒の防止を学んだ。
つつじガーデンからの希望を受けて、7月に2回開講した。
県央食品衛生協会の石川友意会長らが講師を務め、つつじガーデンの職員は嘔吐(おうと)物の処理を学んだ。石川会長は、嘔吐した人の周辺にタオルを敷いて次亜塩素酸ナトリウムを含んだ液で浸すなどの対応を解説。職員は実際の手順を練習した。
入居者には「正しい手洗い」を説明した。「ノロウイルスは水洗いだけでは駄目」とし、石けんの泡でウイルス...
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