
20期生の約50人が入校した「中越市民防災安全大学」=長岡市千歳1
地域の防災リーダーを育成する「中越市民防災安全大学」の講座が、長岡市千歳1の市消防本部で始まった。20期目の今年は約50人が受講。卒業すると「中越市民防災安全士」の認定を受け、地域の防災訓練での啓発活動などに取り組む。
2004年の中越地震をきっかけに、地域の防災力を高めようと、中越防災安全推進機構が毎年開講し、これまでに959人が修了した。今年は30日までの土、日曜に実施し、5日間で計20講座を設けている。
初日の16日は、オリエンテーションで機構の諸橋和行事務局長(57)が「防災は知っているだけでは全く意味がない。知識を行動に移す姿勢や意欲が大切」と訴えた。表町1-1自主防災会の会長小林...
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