
キャンプ砂防の最終日に成果発表をする学生たち=湯沢町神立
国土交通省湯沢砂防事務所は、学生が宿泊しながら中山間地域を回って現状を知り、砂防の意義・役割を学ぶ研修会「キャンプ砂防」を開いた。学生は中越地震や新潟・福島豪雨の被災現場を見学するなどして、砂防の重要性や復興の現状について学びを深めた。
国交省が1996年度から、全国の砂防事業を行う事務所で開催している。湯沢砂防では2年ぶりで、4〜8日にあった。昨年が中越地震20年だったことなどから「土砂災害の振り返り」をテーマに大学・大学院生4人が参加した。
中越地震で被災した長岡市山古志地区を視察。水没した木籠集落など芋川流域を歩いたり、長岡市山古志支所職員の話を聞いたりして、震災から復興の歩みを学んだ...
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