柏崎市と首都圏の学生が核のごみの最終処分場について議論した交流会=柏崎市藤橋
柏崎市と首都圏の学生が核のごみの最終処分場について議論した交流会=柏崎市藤橋

 東京電力柏崎刈羽原発が立地し、電気の生産地である柏崎市の学生と、その電力を消費する首都圏の学生が語り合う「産消交流会」が、柏崎市藤橋の新潟工科大学で開かれた。工科大と東京都市大学(東京)の学生計16人が参加し、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の誘致について意見を交わした。

 交流会は、エネルギー問題などに取り組む柏崎市のNPO法人「地球感」が2005年から毎年開催しており、今年は8月下旬に3日間の日程で行った。学生は柏崎刈羽原発を見学したり、処分場選定の第1段階に当たる文献調査が行われた北海道神恵内(かもえない)村の住民らから、リモートで村の現状について聞いたりした。

 最終日のディ...

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