
店頭に並んだサンマ。脂の乗りは抜群だという=新潟市中央区の万代島鮮魚センター
近年の記録的な不漁で「高級魚」のような存在となっていたサンマが、ことしは豊漁となっている。県内では前年の半額程度で並ぶ店舗も。流通関係者は「近年では奇跡的な水揚げ。大きいサンマも多く、秋の味覚を味わって」とPRする。ただ2008年に約35万トンの水揚げがあったが、ことしは9月下旬で2万トン超。サンマの資源量が少ない状況は変わらず、来年以降も豊漁が続くかは見通せない。
新潟市中央区のピア万代にある「万代島鮮魚センター」では2日、銀色に輝く北海道産サンマが並んだ。180グラムの「特大」で1尾380円。昨年の半額程度という。...
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