
病気や災害などで親を亡くした子どもらを支援する「あしなが学生募金」の街頭活動=18日、新潟市中央区
病気や災害などで親を亡くした子どもらを支える「あしなが学生募金」が18日、新潟市中央区の万代シテイで始まった。物価高で家計が逼迫(ひっぱく)する中、奨学金を受ける県内の大学生らが街頭で買い物客らに協力を呼びかけた。
あしなが育英会(東京)によると、高校奨学金の申請者は2024年度に過去最多の3487人、25年度もそれに続く3217人。一方、申請者の増加から、採用されない人がいるのも実情だ。
1人でも多くの採用につなげようと、奨学生らでつくる「あしなが学生募金事務局」(東京)は、全国一斉の街頭募金活動を展開。新潟県でも学生らがのぼりと募金箱を手に「進学できない子どもたちを減らすため、ご協力をお...
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