商品にならないコーヒー豆を使った香り袋「コーヒーセラピー」
商品にならないコーヒー豆を使った香り袋「コーヒーセラピー」

 コーヒー豆を販売する「珈琲味覚研究所」(新潟県見附市本所1)が、商品にならないコーヒー豆を活用した香り袋「コーヒーセラピー」を売り出した。コーヒーの香りはリラックス効果があるとされ、睡眠障害の改善にも役立つという。「味が苦手な人も香りで得られる効能を感じて好きになってほしい」と期待している。

 珈琲味覚研究所は、UCCグループのUCCコーヒープロフェッショナル(東京)で長く営業に携わっていた齋藤悦美さん(71)が知識や情報を提供しようと、6年前に開設。「スペシャルティコーヒー」という高品質の豆の販売を始め、現在はブレンドも含め約20種を扱う。

 仕入れた豆は、腐るなどして商品にならない物が5%ほ...

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