パスをつないで攻め手を探る新潟Lの選手ら=5月6日、新潟市陸上競技場
パスをつないで攻め手を探る新潟Lの選手ら=5月6日、新潟市陸上競技場

 WEリーグのアルビレックス新潟レディースは、リーグ発足3年目を最高成績となる4位で終えた。昨季の10位から大きく順位を上げ、飛躍の年となった。13勝2分け7敗で、勝ち点41。目標の勝ち点40以上を獲得できたのは、今季から指揮を執った橋川和晃監督と元日本代表・MF川澄奈穂美の存在が大きい。一方、タイトル争いを演じたものの、「トップ3」の牙城は崩せなかった。躍進した新潟Lの軌跡をたどり、来季への課題を探る。(2回続きの2)

 三菱重工浦和、INAC神戸、日テレ東京Vのトップ3が君臨する牙城は崩せなかった。

 5月2日の第18節日テレ東京V戦。当時3位のアルビレックス新潟レディースは...

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