連携協定を結んだ中条高の横堀正晴校長(左)と新潟リハビリテーション大の山村千絵学長=胎内市東本町
連携協定を結んだ中条高の横堀正晴校長(左)と新潟リハビリテーション大の山村千絵学長=胎内市東本町

 新潟県胎内市の中条高校と村上市の新潟リハビリテーション大学は、地域の人材育成に向けた連携協定を結んだ。大学の授業料減免や相互交流の活発化などを通じて、地域の担い手を育てる取り組みを進める。

 協定により、リハビリテーション大は、中条高校から進学する場合に授業料を減免する特待生制度を設けるほか、課外授業などで大学生と高校生が交流する。

 中条高校は、2024年度から、全校生徒が地域課題の解決に挑む取り組みを始めており、協定を生かしたい考えだ。横堀正晴校長は「大学生と関わることで進路選択での生徒の視野を広げたい」と意気込む。

 連携協定は5月中旬に締結。リハビリテーション大が同様の協定を高校と結ぶのは...

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