家庭で出た空き缶を荒川中の保管場所に運び込む新潟県信用組合の職員たち=村上市坂町
家庭で出た空き缶を荒川中の保管場所に運び込む新潟県信用組合の職員たち=村上市坂町

 新潟県信用組合(県信組)下越地区5支店は、新潟県村上市の荒川中学校の地域活動に役立ててもらおうと、職員が集めた空き缶を年間を通じて寄贈する取り組みを始めた。缶は市内企業に持ち込まれて換金され、中学生の活動の原資となる。県信組側も職員全員が取り組みを実感できるメリットがある。

 県信組の中条、荒川町、新発田、月岡、聖籠の5支店による地域貢献の一環。村上市の荒川中学校は行政や商工会などと連携、「あらかわチャレンジ」と銘打ち、地域活動を行っている。アルミ缶集めはこの活動の一つで、換金した資金でJR坂町駅前の店舗にイルミネーションを飾るなどしてきた。

 県信組は地域グループごとに地域貢献活動を行っており...

残り247文字(全文:547文字)