ビッグスワンのピッチで搬送の手順について学ぶ参加者ら=新潟市中央区清五郎
ビッグスワンのピッチで搬送の手順について学ぶ参加者ら=新潟市中央区清五郎

 スポーツの現場で起こる熱中症や心肺停止などの対応を学ぶ「スポーツ救命ライセンス講習会」が、新潟市中央区のデンカビッグスワンで開かれた。看護師や地域のサッカークラブの指導者ら計19人が参加し、選手の命を守る方法を研修した。

 日本サッカー協会が主催し、全国で開催している。新潟県内での開催は初めて。

 講習会は6月9日にあり、共催する日本アスリートライフサポート協会の講師が熱中症や、胸に激しい衝撃が加えられると起こる「心臓しんとう」などの症状について講義した。実技も行い、参加者は正しい心臓マッサージの方法や、自動体外式除細動器(AED)の操作を学んだ。

 その後、ビッグスワンのピッチで負傷者を搬送する...

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