
若者の薬物乱用防止を図る活動を始め、委嘱状を受け取る学生=7月4日、新潟市秋葉区
近年、若者の間で違法薬物の使用や薬の過剰摂取(オーバードーズ)が増加していることを受け、新潟市秋葉区の新潟薬科大の学生が、若年層に薬物乱用防止を呼びかける活動を始めた。7月4日には新潟県警による、活動の委嘱式が新潟薬科大で行われ、学生は若者ならではの視点で撲滅に向けて取り組む決意を新たにした。
活動は新潟県警と新潟薬科大、新潟市薬剤師会が協力し、「にいがた薬物乱用封じコメ活動」と銘打って、初めて行う。取り組みに賛同した2、3年の学生9人が、2025年3月末まで、小中学生に向けて「薬物乱用防止かるた」を作ったり、危険性を訴える動画を交流サイト(SNS)用に制作したりして、広報していく。
委嘱式...
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