新潟県庁
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 新潟市立を除く新潟県内の公立小中学校のうち約1割が、2024年度の修学旅行先について、新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて遠方から近距離地域に変更していることが8月13日までに、県教育委員会の調査で分かった。県立高校でも最も多かった沖縄県が半減し、近畿方面が増えた。いずれも旅費の上昇が理由とみられ、県教委が状況を注視している。

 県教委義務教育課は6月、2024年度の小学6年生と中学3年生の修学旅行先を調査した。感染禍では旅行を取りやめたり、日帰りにするなど日数を減らしたりした学校があったが、24年度はほぼ元通りになった。ただ小学校の12%、中学校の7%が感染禍前の19年度と比べ、行き先を近...

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