
越後妻有里山現代美術館の回廊で、風鈴のような作品に触り音を楽しむ来場者。無料で来客が増えた=7月13日、十日町市本町6
新潟県十日町市と津南町で開催中の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」の入り込み客数が、開幕した7月13日から9月1日までの39日間で23万3709人に上り、前回22年の同時期(7月16日〜9月8日)の19万4581人に比べ、2割増加した。十日町市の関口芳史市長が9月2日の会見で発表した。芸術祭は11月10日まで。
新型コロナウイルス禍の中で行われた前回は、密を避けるため、4月29日から11月13日までの長期開催で実施されていた。
写真映えすると人気が高い中里地域の清津峡渓谷トンネルは、前回比5946人増の8万219人。前回以上の予約制限を実施したが、平日を中心に堅調だったと...
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