
蕗谷虹児の花嫁人形をテーマにした絵や詩集が並ぶ企画展=新発田市中央町4
新潟県新発田市出身の叙情画家・蕗谷虹児(1898〜1979年)が作詞を手がけた「花嫁人形」の発表100周年を記念した企画展が、新発田市中央町4の蕗谷虹児記念館で開かれている。現存する最大級の「花嫁人形」の原画など約100点が展示されている。
虹児は少女雑誌の挿絵など叙情画家として人気を集めた。詩人としても活躍し、1924年に唱歌「花嫁人形」の作詞を担当した。その後も、花嫁人形をモチーフに詩画集や自画伝を発表し、虹児の代表作として広く親しまれている。
会場では、詩画集「花嫁人形」の詩をつづった原稿や、ホテルイタリア軒(新潟市中央区)のそばに建てられた詩碑の原書や拓本などが並ぶ。
蕗谷虹児記念館...
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