
新潟県の教員や保護者でつくる「県私学の公費助成をすすめる会」は2月13日、県庁で記者会見し、定員割れが続く県内の私立高校に対し県が助成額の減額を検討しているとして、減額措置の撤回を求める請願を県議会議長宛てに提出したことを明らかにした。提出は12日付。
すすめる会によると、県は2026年度からの3年間に連続して募集定員の9割を下回った私立高校に対し、助成の減額を検討している。現行では、県は私立高校生1人当たり約36万円を学校に助成している。
すすめる会は、新潟県の私立高校生1人当たりの助成が、公立高校生の3分の1程度にとどまっていると指摘。中村直美会長は「減額は教員の採用控えなどにつながり、...
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