県健康づくり・スポーツ医科学センターで行われたフィットネス教室。検討委がセンターの役割見直しなどを提言した=新潟市中央区
県健康づくり・スポーツ医科学センターで行われたフィットネス教室。検討委がセンターの役割見直しなどを提言した=新潟市中央区

 スポーツ選手の体力測定や一般向け健康指導などを行っている新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター(新潟市中央区)の役割や機能見直しを議論してきた検討委員会は2月25日までに、報告書案をまとめた。既存事業は維持しつつ、外部との連携や情報発信の強化、利便性向上などの観点から事業内容を再検討すべきだとした。

 センターは2002年、スポーツ選手の競技力向上などを目的に現デンカビッグスワン内に開設。07年に指定管理者制度を導入し、現在は県スポーツ協会が管理している。(1)スポーツ科学(2)スポーツ医学(3)健康づくり(4)一般開放・情報発信-の4事業に取り組み、開館以降、延べ約80万人が利用した。

 県...

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