広島県廿日市市の冠遺跡から出土した旧石器時代石を打ち割って作った打製石器や動物の皮や骨などを主に使用し、狩猟・採集生活をしていた時代。約250万年前から、寒冷な気候が温暖化し、土器の使用や農耕が始まる1万2千年前ごろまでとされる。(※ページ下部に詳細)の石器が放射性炭素年代測定の結果、約4万2300年前のものであると、発掘調査を実施した奈良文化財研究所(奈良市)の国武貞克主任研究員らの研究チームが26日、...

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