景観とまちづくりを考えたフォーラム=加茂市五番町
景観とまちづくりを考えたフォーラム=加茂市五番町
景観とまちづくりを考えたフォーラム=加茂市五番町

 景観について考える「にいがた美しいまちなみフォーラム2025」が、加茂市で開かれた。加茂駅周辺エリアの「まちあるき」も同時開催し、市民らは歴史を生かしたまちづくりへの理解を深めた。

 「景観の日」の1日に、県などが主催した。午前に30人ほどが街歩き。午後のフォーラムは地域交流センター(五番町)で開かれ、約80人が参加した。

 基調講演では、愛知淑徳大学建築学部講師の北原麻理奈さんが、青森県黒石市の取り組みを紹介した。

 黒石市では1980年代から一貫して、雁木(がんぎ)に似た「こみせ」と裏庭の「かぐじ」を生かしたまちづくりが行われていると説明。当初は観光地化が目的だったが、近年は地域住民の住みやす...

残り119文字(全文:419文字)