
核や戦争のない世界を目指そうと訴えた「非核・平和行進」=16日、柏崎市
広島、長崎への原爆投下から80年を迎えるのを前に、核兵器の廃絶や脱原発を訴える原水爆禁止県協議会(県原水禁)の非核・平和行進が16日、柏崎市内で行われた。約50人が原発の再稼働や戦争への反対を訴えながら、通りを歩いた。
8月4〜6日に「原水爆禁止世界大会」が開かれる広島市を目指し、各地をリレー形式で行進する全国行動の一環。
行進前に駅前公園で集会を開き、原水禁柏崎地区実行委員会の山田将太委員長は「80年間戦争の悲惨さを語り継いできたが、世界では今も戦争が続いている。目を背けてはならない」と呼びかけた。東京電力柏崎刈羽原発が立地する柏崎市で、平和や非核を訴える意義も強調した。
16日は、市内に...
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