
参院選は20日が投票日だ。「縮んでいく日本」の課題や将来の姿をデータから読み解き、票を投じる参考にしよう。
縮む日本を最も実感するのは、少子高齢化と人口減少の加速だろう。総務省の推計によると、2024年10月時点の外国人を含む総人口は1億2380万2千人で、前年を55万人下回った。
「日本の総人口の推計」のグラフによると、日本はさらに人口が減っていく。1億人を割るのは56年。70年には約8700万人にまで減る。
「全国市区町村の人口増減率分布」の円グラフは、2020年と2050年の総人口を比較したものだ。95%を超える市区町村で人口が減少し、30%以上減るところが全体の約6割を占める。
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