
河川上流の状況をドローンの映像で確認する市幹部ら=阿賀野市役所
阿賀野市は自然災害の発生に備え、市幹部ら約30人でつくる対策本部による訓練を実施した。市内で大雨が発生し、安野川の水があふれて家屋の浸水が発生したと想定。本庁舎で対策本部会議を開き、担当者が被害や避難の状況を報告し、対応策を練った。
災害対応力を高めるため、市が企画。加藤博幸市長や各部課長らが参加し、6月下旬に実施した。
訓練では、市消防本部が土のう積みの状況や、床上浸水した家屋に住む市民の救助について説明。市と災害時応援協定を結ぶ総合建設コンサルタントのトップライズ(新潟市秋葉区)が、ドローンで撮影した河川上流の映像を提供した。
訓練後、加藤市長は「これからもいろいろな条件を想定して訓練し...
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