横浜商科大学(横浜市鶴見区)の学生らが、横浜市観光協会が推進する「花の港」プロジェクトに参画している。同プロジェクトは、2027年国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」開催に向けた機運醸成を図るための取り組み。同大地域産業研究所内にトライアルとして設けられたLCL(Learning Creation Lab)の趣旨に賛同する学生らが、花で装飾されたカーゴバイク式の観光案内所「YOKOHAMA FLOWER BASE」のスタッフとして参加し、実践的なホスピタリティを発揮している。
横浜市観光協会では2027年の国際園芸博覧会開催に向けて、観光ブランディング「花の港」を展開。横浜の街を花で彩り、訪れる人々に「花と幸せがあふれる豊かな港まち・横浜」の魅力を伝えることを目指している。
学生らは「花の港」プロジェクトの一環として、移動式観光案内所「YOKOHAMA FLOWER BASE」で案内役を務めている。花で美しく装飾されたカーゴバイクで市内の観光スポットやイベント会場に出動し、観光情報の提供を通じて街の回遊性を高める役割を担っている。
案内スタッフとして参加しているのは、同大で今年度から実験的に始まったLCL(Learning Creation Lab)の趣旨に賛同した学生たち。
LCLは、「学生が企業や地域と一緒にリアルな課題やミッションに向き合い、自分の力を試しながら成長できる学びの場」というコンセプトに基づいた取り組み。地域産業研究所の教員が中心となり、学生の主体的な成長を促すための試行的な活動の場としてスタートした。大学の公的な制度や組織に位置づけられる前の段階で、学生が自主的かつ意欲的に外部連携活動に参加できる環境を提供している。
今回の「花の港」プロジェクトへの参画は、まさにLCLの目指す実践的な学びを具現化するものだといえる。座学で得た知識を地域のリアルな課題解決に活かすことで、学生たちは次世代の観光人材として求められる即戦力と、社会人としての基礎力を養う貴重な機会を得ている。
横浜商科大学は今後もこのような学生主体のトライアル活動を支援し、将来的に正規の学習プログラムへの展開を目指していく。
(参考)
●横浜市観光情報サイト「花の港」公式サイト
https://www.welcome.city.yokohama.jp/hanaminato/
▼本件に関する問い合わせ先
横浜商科大学 IR・情報メディア部
大学広報係 高橋寿佳
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