統一地方選の柏崎市議会議員選挙(定数22)が4月16日、告示された。立候補者は当選すれば、地元に立地する東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題など重要な判断に関わる可能性がある。新潟日報社は立候補者27人に原発問題などについてアンケートを行った。立候補した27人全員の回答を紹介する。

 柏崎市議選の立候補者アンケートの設問は次の通り(かっこ内は選択肢)。

(1)原子力規制委員会が東京電力に対する核燃料の移動を禁止する是正措置命令を解除すれば、柏崎刈羽原発7号機の再稼働を認めますか(認める・認めない・まだ判断できない)

(2)その理由をお答えください=記述式回答

(3)柏崎刈羽原発の再稼働の是非について、知事はどのような手法で県民の信を問うべきですか(県知事選挙・県議会への提案・県民投票・その他の手法・信を問う必要はない)

(4)柏崎刈羽原発の今後の在り方について、うかがいます。既存の7基は今後、どうあるべきだと考えますか(全て再稼働してほしい・再稼働するのは一部に限定し、その他は廃炉にしてほしい・再稼働せず、全てを廃炉にしてほしい・まだ判断できない)

(5)柏崎刈羽原発での新増設は認めますか(認める・認めない・まだ判断できない)

(6)地元首長の自治体運営や政治姿勢を評価しますか(評価している・評価していない・まだ判断できない)

 各候補の回答は次の通り。

※敬称略。届け出順。無は無所属、公は公明、共は共産。現は現職、新は新人、元は元職。規制委は原子力規制委員会...

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