上昇率トップの「新潟市中央区新和4」周辺(中央下)。幹線道路沿いに商業施設などが立地する=新潟市中央区(本社ヘリから)
上昇率トップの「新潟市中央区新和4」周辺(中央下)。幹線道路沿いに商業施設などが立地する=新潟市中央区(本社ヘリから)

 2024年の公示地価が3月26日、発表された。新潟県内の住宅地では、新潟市内の70地点で前年より価格が上がり、新潟市の人気の高さが改めて示された。上昇率トップはJR新潟駅の南西側に位置する「新潟市中央区新和4」。不動産関係者によると、幹線道路沿いに商業施設などが立地する利便性の高さや、25年春に開業予定のJR越後線上所駅への期待感などが、人気の理由だという。

 住宅地の変動率は新潟市がプラス0・9%と前年より0・3ポイント改善。新和4はプラス5・4%だった。

 新和は住宅街の近隣に複数のスーパーやドラッグストアが立地し、医療クリニックも多い。新潟市のある不動産業者は「新潟駅南側のエリアは元々人気...

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