
梅雨を前に行われた洪水発生時の初期対応訓練=小千谷市千谷
梅雨を前に、新潟県小千谷市千谷の茶郷川樋門などで、洪水発生時の初期対応訓練が行われた。市や県の職員ら約30人が参加し、非常時の連携や手順などを確認した。
大雨で信濃川が増水し、支流が逆流する恐れなどがあるという想定で5月14日に行われ、市や県長岡地域振興局小千谷維持管理事務所などが参加した。
信濃川と支流の茶郷川を仕切る茶郷川樋門付近では、照明車の配置やポンプ車による排水の訓練を行った。国土交通省信濃川河川事務所から委託を受けた業者が、手際よくホースをつなぎ、茶郷川の水を信濃川へ流した。
市建設課によると、2017年7月の集中豪雨では樋門付近のグラウンドが水に漬かり、19年の台風19号では信...
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