商店街が熱気に包まれた「両津えびす祭」=佐渡市両津夷
商店街が熱気に包まれた「両津えびす祭」=佐渡市両津夷

 夏の訪れを告げる「両津えびす祭」が、新潟県佐渡市両津夷の商店街を中心に開かれた。みこしが町を練り歩き、佐渡おけさや鬼太鼓が披露された。多くの見物客が訪れ、商店街は熱気に包まれた。

 地域の氏神である諏方神社の例大祭で、2024年も6月15、16の両日開催された。

 6月16日夜は、商店街にちょうちんがともされ、商工会女性部らが、そろいの着物で両津甚句や佐渡おけさを優雅に踊った。後に続いた鬼太鼓では、少子化で昨年まで団員が不在だった「夷七ノ丁少年鬼組」が5年ぶりに復活。鬼の面をかぶった小学生らが威勢よく太鼓を打ち鳴らした。

 最後に、数十人の若者が「せいやっ」と声を合わせて担ぐみこしが通ると、その迫...

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