災害時の危険性を体験するウオーキングイベントの参加者=29日、新潟市中央区古町通7
災害時の危険性を体験するウオーキングイベントの参加者=29日、新潟市中央区古町通7

 地震や台風などの災害時、徒歩で避難した場合の危険性などを体験する「防災・健康ウオークin新潟」が6月29日、新潟市中央区で開かれた。県内外から参加した約680人が、災害を再現したプログラムなどで防災への意識を高めた。

 新潟県ウオーキング協会、新潟日報社などが主催。今年は新潟地震から60年、中越地震から20年の節目となることから、毎年開催しているイベント「にいがた湊まちウオーク」に、防災のテーマを取り入れた。

 新潟日報メディアシップを発着点に信濃川沿いなどを巡る6、10、20キロの各コースを設け、チェックポイントの古町ルフル広場に災害時の道路や気象環境を再現したコーナーを用意した。

 水害や地震...

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