
発生から20年となった7・13水害を振り返ったシンポジウム=8月25日、見附市本町2
発生から20年となった2004年の7・13水害2004年に新潟県の三条市や中之島町(現長岡市)などを中心に被害をもたらした水害。7月12日夜から猛烈な雨が降り、13日午後、五十嵐川や刈谷田川の堤防が決壊し、住宅や田畑に濁流が流れ込んだ。県のまとめでは、三条市9人、中之島町3人など計15人が死亡し、82人が重軽傷を負った。住宅被害は全壊71棟、半壊5657棟。床上浸水は1882棟、床下浸水は6197棟。約1万8千人が避難した。を振り返り、防災意識の向上を図るシンポジウムが8月25日、新潟県見附市本町2の市中央公民館で開かれた。気象予報士らが県内で過去に起きた災害の特徴や、見附市内の中学校での防災教育について説明し、教訓を次世代へ伝える重要性を訴えた。
7・13水害は13日朝から昼過ぎにかけて豪雨となり、見附市では約2000棟が床上浸水などの被害を受けた。三条市や長岡市中之島地域などで15人が亡くなった。
BSN新潟放送の技術部長で気象予報士の樋ノ浦重嗣さんと、...
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