泣き相撲で、元気いっぱいに泣き声を上げる子どもたち=新発田市諏訪町1の諏訪神社
泣き相撲で、元気いっぱいに泣き声を上げる子どもたち=新発田市諏訪町1の諏訪神社

 子どもたちの元気な泣き声を響かせて健やかな成長を願う「一心泣き相撲」が新潟県新発田市諏訪町1の諏訪神社で開かれた。生後6カ月から2歳半までの約100人の子どもたちが参加。地元相撲団体の力士に抱えられて泣き声を上げると、家族や観客が盛んに声援を送った。

 各地の神社などでつくる実行委員会が全国で開き、新発田場所は4回目。9月7日に開催された。実行委によると、泣き相撲は邪気をはらい無病息災を祈る神事として、400年以上の歴史があるという。

 子どもたちは、しこ名の書かれたかぶとをかぶり、おむつの上から化粧まわしを着けて土俵に入場。ニコニコと愛嬌(あいきょう)を振りまいたり、指をくわえたりしていた赤ち...

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